GBロードと呼ばれる売春宿がニューデリー駅近くにある。いわば新宿の歌舞伎町だ。車も人もリキシャも牛も犬も往来が激しい。なんとかGBロードに到着し、ターゲットの売春宿の近くに車をとめる。
そして、突入だ。
おそらくGBロードのたくさんの売春宿に警察が出動したということは既に伝わっているだろう。レスキューファンデーションのスタッフが急ぐ。ターゲットの売春宿もすでに知っているかもしれない。彼らは急いで、少女たちを別の場所に移したり隠したりするだろう。
そこの売春宿の構造を簡単に説明する。3階建ての建物だ。その2階と3階が売春宿になっている。1階は普通の商店になっている。2階が広間になっており、そこで、客と少女・女性が出会う。その階のはじっこや3階に1.5畳ぐらいの部屋がたくさんあり、そこで行為を行う。3階には隠し部屋があったり、2層にわかれており複雑な構造になっている。さらに屋上があるが、屋上は全て金網で囲まれ少女たちは逃げられないようになっている。
急な階段をかけのぼる。売春宿に入る。2階の広間はそのまま突き抜け3階に向かう。少女たちを一刻も早く救出するためだ。3階はほとんど照明がない。かすかに漏れ入ってくる太陽光と懐中電灯をもとに捜索をする。小さな小部屋がたくさんある。
小部屋、というよりは、カプセルホテルのあのカプセルといったほうがいいかもしれない。コンクリート打ちっぱなしで、真っ暗なカプセル。そこで少女たちは寝る。鋼鉄の扉があり、毎晩、鍵をかけられる。暗闇のなかで過ごし、朝になると鍵があけられる。扉には番号がふってあった。牢獄以下だ。大きめの棺桶っていったほうがよいかもしれない。その小部屋を捜索し少女を助けだす。
その次はロッカーだ。売春宿側がロッカーに少女を無理やり入れて隠している可能性がある。彼らからすれば、“高額な商品”である少女を警察に取られてはたまらない。必死に隠そうとする。無理やりロッカーをひとつひとつ開けていく。パールを使って強引にぶちやぶる。今回は誰もいなかった。よかった。
その時、突然停電が起きた。業者側が故意に落としたらしい。一瞬何がおきたかわからなくなるが、捜査員は気にせず懐中電灯をつけ走りまわる。そして、2階の天井に隠し部屋を捜査員が見つけた。はしごを持ってきて登る。電気がないからおぼつかない。必死に登ると3人の少女が隠されていた。こうして10名近くの少女が見つかった。
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