2009年6月21日日曜日

篠原大使のお話



カンボジアの篠原大使のお話を伺う機会があった。



大使、というと、なんだか遠い印象を持つかもしれない。

しかし、篠原大使はなんと、カンボジア語がぺらぺら。

最後には、カンボジア語でスピーチをされていた。

こんな大使はもう二度と現れないのではないか、といわれている。



大使は、67年の夏(ポルポト、内戦の前!)に外務省の人間としてカンボジアに

やってきた。



カンボジアを学ぶのが役割だったそうだ。

大使は大学に行って学ばせてもらおうと思ったが、文化協定?がカンボジアと日

本で結ばれていないため断られた。

「まぁそう堅いことをいわずに」と交渉を試みたが断れた。

次に小学校に行ってみた・・・小学生はぺらぺらで、勉強についていけなかった

��笑)

そうこうして、寺にも3ヶ月滞在したことがあるらしい。

なんて庶民的な大使なんだろうと思った。



カンボジアは内戦が終わったあと、まったくゼロからスタートしたわりには、よ

く頑張っているとのこと。

ただし、バランスの取れた経済成長ができていない(貧富の格差をさすと思われ

る)、行政の組織力が弱い、発展のためには大きなグランドデザインが必要であ

るなどの問題があるそう。

賄賂の問題はドナー間の会議では必ず話題になるが、なかなか一筋縄ではいかな

い、とのことあった。汚職防止法が作成されているが、審議がとまっているのは、

刑法が出来ていないから。



大使からすると、カンボジアは「親切の国」ということで、日本人が忘れてしま

ったものがあるだろうとのこと。それでも、戦前に比べると、その親切さも失わ

れてしまったということであった。



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