2009年4月29日水曜日

少年の被害

カンボジアにおけるセックスワーカーはほとんどが女性ではあるけれど、

児童買春(特に15歳未満)の場合は、少年の被害の割合が多くなる。
とあるNGOでのミーティングで共有された情報を今日は書きたい。
このNGOは、児童買春をしていると疑わしきケースを調査し、証拠を集め、警察

とともに摘発している。事例をたくさん共有してもらえた。

摘発時の写真も見せてもらったが、非常に生生しかった。
とても勉強になったし、とてもよいNGOだと感じた。
1)「男が男を愛する」ことは裁判所も信じなかった
カンボジアでは当初、こんなことがありえるとは信じられていなかった。

外国人が少年を性的に搾取していたケースでは、警察も裁判所もそんなことが

あるはずではない、と信じてくれなかったそうだ。
(とはいえ、カンボジアはゲイが多い気がする)
2)買い手側の戦略の変化、
また、近年摘発の増加に伴い、買い手側も戦略を巧妙にしてきている。

たとえば、シングルマザーに近づき、結婚したいとほのめき、実は、その息子が

狙いであった、といったようなケースだ。
3)買い手側の人数の変化は?
子どもを買う人はカンボジアから少なくなっているのですか、と聞いてみたとこ

ろ、”なんともいえない”といった。しかしながら、”疑わしき事例は、以前よ

りも増えているのが現状”とのこと。長期滞在型ではなく、1週間〜1ヶ月間の短

期滞在型の搾取が増えているっぽいということであった。
4)課題
カンボジアでのセックスワーカーは女性がマジョリティということもあり、少年

に対するケアをする組織というのは少ない。いま、そのことが問題になっている。
彼らが摘発して、少年を保護しても、その少年を保護できる施設がないのだ。

そのため、そのままストリートに戻してしまう。そうすると、また被害にあった

りといった問題がある。

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