2011年4月4日月曜日

人身売買から子どもを守る警察リーダーに会ってきた


シェムリアップ警察の人身売買対策チームのリーダー
ブンタウさんに最近の状況について話を伺いました。

空港から出て、すぐのところにシェムリアップ警察はあります。
警察署の一階に人身売買対策室があります。
















中にはいると、壁には、過去の加害者の写真が貼ってあります。
ここに来ると、いつも人身売買は現実に起きていることであり、
被害者がいて、犯罪と戦っている人たちがいることを実感します。










さて、簡単に2010年の摘発状況について聞きました。








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本木: 2010年の摘発はどのような状況でしたか?

ブンタウさん:
「売春宿の摘発は2010年は7件ありました。摘発は減っています。
18歳以上で自発的に働くSex worker(売春婦)が増えているからです」



本木: 具体的にはどういう犯罪があったのでしょうか。

ブンタウさん:
「あるホテルでは、外国人観光客向けに、
カンボジアの少年たちを売っていました。一見すると、
ふつうのホテルです。

オーナーは欧米人です。私たちのチームでは怪しいと
ずっと睨んでいました。8ヶ月間かけて内偵をし、そしてついに
摘発にふみきりました。」


「このように最近では、巧妙に隠れて行われていることが多いのです。
摘発が厳しくなってきたからでしょう。 

以前は、公然と売春宿が運営されていました。
現在は、カラオケやマッサージ店、ホテルなどに偽装をし、
その従業員に実は性的サービスを強要することがほとんどです。

したがって、強制売春の数自体は減ってきましたが、
捜査は以前より困難になってきたと言えます。」



本木: 日本人による犯罪はどうでしょうか。

ブンタウさん:
「シェムリアップでは1件ありました。観光客がよく集まる
パブストリートという場所の近くでの犯罪です。ものかげで
15歳・16歳の少年2人に10$を払ってオーラルセックスをさせていました。

村人が気づき警察に通報しました。そして、我々は急ぎかけつけ、
その場で逮捕をしました」

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ブンタウさん率いるチームの活躍のおかげで、
確実に人身売買は減っています。

最後の日本人の事例は、観光客が子どもを買おうとすれば
すぐに通報される事例といえます。以前は、子どもを買っても
誰もとがめませんでしたが、現在は違います。








一方で、犯罪が地下化し、見えづらくなっています。
そこで、ブンタウさんチームは、夜間に警察官が巡回したり、
ホットラインからの情報をもとに捜査をしているそうです。

もし、カンボジアに旅行する機会があって、
怪しいな、と思った場合は、以下のホットラインにぜひ
ご連絡を!


023-997-919
017-258-222



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