2009年8月8日土曜日

識字教室その2



さて、クラスをわけたのはいいものの一つの問題が発生した。

上のクラスは、リーダーを選んでその人が先生と相談しながら内容を決定するこ

とに決まったようだ。

リーダーはSさん。彼女は両親が亡くなるまでは、比較的裕福だったようで子ど

もだったころには英語も学んでいた。

しかし、現在は両親をなくし、とても小さな家に住んでいる。



このSさんは字の読み書きはトップクラスらしい。できるワーカーに比べてもず

ばぬけているそう。

ところが問題は、まだ20歳になっておらずまだまだ子どもなところだ。



スタッフ曰く、「本当は先生役をやりたいんだけれど、自分からは言わない。そ

れで指名されると、最初はがんばるが、

ちょっとやなことがあると、もう辞めたいなどと不満を言う」そうだ。



リーダー役の選出は、スタッフが指名したようで、それも災いした。

他のワーカーからすると、「普段、あんまり態度よくない彼女がなぜリーダーな

のか」ということ。



どうすればいいのか、と喧々諤々。



スタッフから「投票がいいんじゃないか」という意見がでた。

そこから議論が発展してみんなで話し合って決めていく、そういうプロセスが大

事だという結論に。



そして、そうやってワーカーが自分たちで決めていくことを学ぶこと自体が彼ら

にとって大切ということにも気づけた。



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