2010年1月27日水曜日

自称「怠けもの」ルーサのはなし

ルーサ(仮名)は半年ぐらい前からファクトリーで働いていた。


家族は母親がいるだけ。母親は言葉が話せない。本人は18歳。
家はぼろいものだけれども、村の人が彼女たちのために建ててくれた。
自転車で1時間半以上かかるところからやってくる。
バイクで行って、とても大変なところだ。
雨が降ると水溜りがたくさんでき、スリップして大変だ。


そんな彼女がファクトリーに来なくなった。
スタッフが話を聞きにいくと、「私はクチャル(怠け者)だから」と答えたそう

だ。
自分自身で訪問してみた。
顔が強張っていた。
「もうファクトリーには行かない、縫製技術も学びたくない」と言った。
「ファクトリーに遅刻すると、先生が怒る」とも言った。
僕は「いやーこんなに遠くて大変だよね、それで遅れて怒られたらやだよね」と
なだめた。
今日はそれで訪問をやめ、また来ることにした。


同じ村出身の訓練生に話を聞いた。


「私のお父さんと、彼女のお母さんで喧嘩があって、うちの家族は怒っている。
だから、彼女を助けたくても、彼女の家にはいけない。


前にファクトリーに行こうと誘ったことがあったけど、だめだった。


怠け者か? 怠け者だと思う」


とのこと。
何が理由で怠け者になったかわからないし、
本当に怠け者かわからない。
彼女には彼女のペースがあるんじゃないかとおもう。


時々訪問して考えていこう。

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