ある日、訓練教師ペンの家で、何人かのワーカーが集まり、
夕飯を食べるというので、呼ばれて行ってみた。
ペンの家に着くと、家の中から「きゃー」という声がした。
「ケスケがきた」と騒いでいる。どうも水浴びのあとで、着替え中だった
らしい。
といってももうすでに暗くて、家の中は真っ暗で何も見えない。
残念だ。
今日は、単なる夕飯会ではなく、村のお祭りがあるとのこと。
そこで、女の子たちは暗い中、化粧にいそしんでいた。
出会いに期待しているのだろうか。
化粧をしたサミーが現れると、一同「スアー(綺麗)!」と声が上がった。
しかし、日本人にとっては決して綺麗ではない。はっきりいって、
おかまみたいになる。(これは僕だけではなく、いろいろな日本人が
異口同音でそう言う)
ご飯を食べ始めた。ご飯は、小魚、カンボジアチーズ、生野菜と白米だった。
僕はこれらの料理が好きだ。
ペンは「ケスケにとっては、あまりご馳走でないけれど・・・」と
気を使ってくれた。僕は「旨いぜ」と返事をした。
多くの日本人にとってはご馳走ではないけれど、白米党である自分にとっては
十分満足できる内容。
日本でこの内容に相当するものといえば、
おいしい白米と、鮭の切り身が少々、と納豆という感じ。
朝食としてはいい感じ。ただし、夕食がこれなんだけど・・。
そのあと、ダンスタイムが始まる・・・予定だった。
ところが機械が故障してなかなか始まらない。
一緒に来ていたプラッ(スタッフ)が「もうそろそろ帰ろう」と言い出した。
自分とプラッはオフィスに戻って寝る。(ワーカーはペンの家で寝る)
プラッは自分にもましてマイペース系なので、空気を読まない。
ワーカーが「もうちょっとだけ待ってよ〜」「ケスケと一緒に踊りたい」との
こと。うれしい限りだ。
とそうこうするうちに、ようやく音楽が大音響で鳴り始める。
��ちなみに、すぐ横では、同じく大音響で映画鑑賞会をやっていた)
さて、踊るか、と思いきや、ワーカーの子たちは恥ずかしくて踊っていない。
男子やおばちゃんが発狂気味になってきて、女の子たちはますます参加しづらい。
結局、ちょこっと参加して、ぼそぼそっと踊ってただけだった。
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